今月は使いすぎた、手持ちが足りない、といったお財布のピンチを助けてくれるのがカードローンです。使う予定がなくても、いざというときのために1枚持っていると安心です。
でも、カードローンは種類がいっぱいあって、どの金融機関を選んだらいいのか、何を基準に選んだらいいのかで迷ってしまいますよね。
今回は、三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融であるアコムについて見ていこうと思います。どのような特徴があるか、申込方法から借り入れ、返済方法などを説明します。
もし、特徴などが自分に合っている、納得できると思ったら、アコムも選択肢の一つとしてカードローンを選んでいただければと思います。
アコム株式会社は現在、三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融として営業をしています。アコムとはどのような消費者金融なのでしょうか。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
設立 | 1978年10月 | 1936年創業の繊維卸の会社が前身 |
資本金 | 638億3,200万円 | 2017年3月現在 |
有人事業所 | 39店舗 | 2016年9月現在 |
無人契約機 | 1,050店舗 | 2016年9月現在 |
アコムは元々、関西で繊維製品を販売する会社として1936年設立されました。1947年には質屋を開業し、これがアコムの前身となります。
三菱信託銀行がメインバックであったということもあり、2002年に三菱東京フィナンシャルグループ、信販会社のディーシーカード、ジャックス、そしてアコムの4社合弁で「東京三菱キャッシュワン(のちのDCキャッシュワン)」を設立しました。
2004年には三菱東京フィナンシャルグループの関連会社となり、2008年に連結子会社となります。2009年にDCキャッシュワンを吸収合併し、現在の体勢になりました。
有人の店舗が少ないように感じますが、「むじんくん」で有名な無人契約機設置の店舗が1,050店ありますので、契約はどの店舗でも可能です。
項目 | 内容 | 備考 |
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利用限度額 | 最高800万円 | |
金利 | 3%~18% | 100万円以上は3%~18% |
利用目的 | 原則自由 | |
借り入れ | 1,000円以上1,000円単位 | アコムATM以外は1万円以上1,000円単位 |
返済(月々) | 定率リボルビング方式 | |
返済(都度) | ネット、ATMから可能 |
利用限度額最高800万円で利息が最大18%というのは、消費者金融では平均的な数字だと思います。利息が高い印象がありますが、その分銀行より審査に通りやすい傾向にあります。
アコムのATMであれば1,000円単位で借り入れができるので、少しだけ借りたいときはありがたいですし、余計に借りなくて済みます。
月々の返済は定率リボルビング方式で、借入額などに応じて返済額が変動します。また、余裕があるときにATMやインターネットからも返済できます。
アコムの特徴として、初めての利用であれば30日間利息0円で借りられることが挙げられます。今後も使い続ける人はもちろん、今だけ少し借りたいという人でも、借りた分だけ返せばいいのでお得です。
最近は、審査結果が早く出る金融機関が増えてきましたが、アコムでも最短30分で審査結果が出ます。ただし、条件などに問題がなければの話なので注意してください。
24時間365日、アコムのATM、または提携、コンビニATMで借り入れができます。この他にも、電話やネットから指定口座への振込依頼ができます。
アコムではローン専用カードの他に、クレジット機能付きカードも発行しています。カードを複数持ちたくない人はクレジット機能付きカードは便利だと思います。
アコムのカードローンは、申し込みから借り入れまでがスピーディなので、すぐに利用したい人には嬉しいカードローンだと思います。
アコムでは、有人店舗、無人契約機、郵送、電話、そしてネットから申し込みができます。店舗に行けなくても、都合に合わせて選ぶことができます。
必要事項を入力または記入して、本人確認書類と一緒に提出すれば完了です。希望額などによっては、収入証明書の提出が必要になります。
審査に通ったら晴れて契約となり、契約が完了すればすぐに借り入れができます。郵送や電話、ネットの申し込みではすぐにカードが届きませんが、電話やネットで振込依頼であればすぐに利用できます。
ATMはアコムを始め、三菱東京UFJ銀行およびその他提携銀行、コンビニに設置されているATMやクレディセゾンのATMが利用できます。
全国をカバーしているので、出張先や旅行先でお金が必要になってもすぐに借りることができますので、いざというときの頼もしい味方です。
また、電話やネットから指定口座への振込依頼をすることができます。しかも、楽天銀行に口座があれば最短1分で振込してもらえます。
アコムでは、定率リボルビング方式を採用しており、借入額と返済期間などによって返済額が変わってきますが、月々決まった日に引き落とされるので口座残高に注意していれば忘れずに返済できます。
また、臨時収入などで余裕があるときに、店舗やATMから返済をすれば、その分利息が低く抑えられますので、とてもお得になります。
もし、口座を持っている金融機関がインターネットバンキング対応であれば、ネットからアコムへ振込依頼して返済することもできます。
アコムの申し込みから、借入と返済方法を見てきましたが、申し込みをすると必ず受けることになる審査、一体何を調べられているのかよく知らない人も多いのではないでしょうか。
審査項目についてはどの金融機関からも公開されていませんが、ここは必ず見られているというところは分かっているので、順番に見ていきましょう。
まず、申込書に記入する住所や氏名といった個人情報と呼ばれている項目は、必ずチェックされます。記入ミスや虚偽を記入しなければ大丈夫だと思います。
就労状況では、特に雇用形態を重要視しています。安定した収入のある正社員の方が、返済能力があるとみなされます。アコムの場合は、パートやアルバイトでも安定した収入があれば申し込めます。
また、年収も重要項目で、それに家族構成を考慮して返済能力があるかをチェックします。未婚や既婚、子供の年齢や数によって返済に充てられる金額が変わってくるからです。
健康状態では、完済まで健康で働いていられるかを判断しています。
他に借り入れをしているかというのを見る理由は、消費者金融は個人に対し収入の3分の1を超える貸し付けを原則禁止している「総量規制」の対象となっているからです。
もし他社でぎりぎり3分の1の金額を借りていたら、消費者金融ではそれ以上貸せないので審査には通りません。ちなみに、銀行は総量規制の対象外ですが、返済能力を考えて審査に通さない場合があります。
金融事故とは、クレジットカードや公共料金の支払いを遅らせたり、自己破産などの金融トラブルのことで、こういうことを起こしている人は、信頼度が低くなり審査に通らない可能性があるのです。
これら審査で利用される情報は信用情報といって、信用情報機関というところに一括管理されています。クレジットカードやカードローンなどの金融商品を申し込むと、誰でも情報が登録されます。
金融機関は、審査の際の申込者の信用情報を、この信用情報機関に照会し審査をするのですが、ここで何かしらの不安要素があると、審査に落とされてしまうのです。
カードなどは持っていないという人でも、公共料金やその他支払義務があるのに遅らせたり払わなかったりすると、信用情報機関に個人情報が登録されますので注意してください。
アコムの成り立ちや申し込み方法、利用方法と、審査についてを説明してきましたが、アコムのこと、審査のことはお分かりいただけたでしょうか。
借りたものは返すというのは当たり前のことです。カードローンも利息を付けて返さなければなりません。月々引き落としでの返済であれば、口座残高に気を付けるようにしてください。
急いで必要だから借りたときは考えないかも知れませんが、返済計画を立てておくことは、カードローンを使うにあたって大切なことなので、借りることは返済することというのは忘れないでください。
審査について説明した際に、信用度が低いと審査に通らない、という話をしました。金融機関としても、信用できない人にはお金を貸したくありません。
金融取引は信用取引でもあります。お金の管理、振込や引き落としの期日を毎月チェックし、支払を忘れないようにすることが大切です。
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