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就職がこれからだけどお金が必要!消費者金融でお金を借りられる?

学生の時は収入が限られ何かと苦労が多く、就職すれば少しは金銭面で楽になるかと思う人は多いでしょう。しかし実際には、しばらくの間、かなりのお金が必要になってきます。

就職先によっては引っ越しが必要だったり車が必要だったり、学生の時と同じ服というわけにもいかず、やはりお金が掛かります。

また、働きだしたとしても給料をもらうまで時間が掛かりますし、職場によってはお付き合いで、飲食代がいつも以上にかかることもあるかもしれません。

お金が必要な時によく出てくる話題としてカードローンがあるのですが、就職は決まったものの、まだ給料を貰えない段階で消費者金融からお金を借りることはできるのでしょうか。

就職が決まってもお金は出ていくばかり?何に費用がかかるのか

アルバイトはできるものの本業が勉強になるので、どうしても収入面で苦労は絶えないのが学生時代でしょう。もちろん、実家からの援助の有無でも大きく変わるでしょうが、大抵の人はそれなりにやりくりに苦労するようです。

就職が決まるまでもそう簡単ではないでしょうが、それでも例えば内定がもらえれば心理的には多少なりとも楽になるはずです。学生ということでまず学費が掛っていたのが、かからなくなるので一見楽になるような印象を受ける人もいるもかもしれません。

しかし、実際に給料がもらえるまでは時間があり、下手をすればそれまでかかる費用の方が大きくなります。

すでに1人暮らししているのとしていないとでは違う!費用のかかり方

まず進学の際に1人暮らしを始めた人と実家から通っていた人とでは、費用の掛かり方が変わります。

もちろん、就職しても実家から通う場合は、ほとんどの面で費用の心配はないでしょう。生活する上での支出が増えることもほとんどないですし、家庭にもよりますが親の支援を得られる可能性が大きいからです。

逆に1人暮らしとなると、支出が今までと違って膨大になります。特に生活が安定するまでは相当掛かると思われます。

まず1人暮らしを始める場合に掛かる費用にはこれらのものがあります。

  • アパート代(前払い分、保証費、敷金、礼金含)
  • 火災保険
  • 仲介や事務手数料
  • 家電や布団、消耗品の買い揃え
  • 引っ越し費用
  • 当面の食費や交通費等、生活にかかる費用 など

特に大きいのがアパートを借りる際の初期費用でしょう。引っ越しも自分でやれる量や距離ならばいいのですが、そうとはいかないかもしれません。

アパート代は、今は敷金礼金がかからない所も多くなってきましたが、そもそものアパート代も地域によって大きく違います。家電もセットで買う方法もあるし、まずは中古(オススメとは言えない部分もありますが)でという場合など、買い方で大きく変わります。上手くいけば、知り合いのお古をもらえればそれこそ費用は掛かりません。

ピンキリなので難しいところですが、30万~余裕をもって50万円はあると助かるでしょう。

もしすでに1人暮らしをしている場合には、アパートの初期費用や家電等を揃える費用は不要です。当面の生活費はやはり必要ですが、ある程度の目途は立つと思います。

給料をもらうまでの生活費も最初はいつもよりかかる?

それこそ給料もまだなので、その日までどうやって生活するのかも問題です。

  • 食費
  • 交通費
  • 公共料金
  • 通信費
  • 被服費
  • 交際費(歓送迎会なども含む) など

実家暮らしならば公共料金や食費はかからないかもしれませんが、学生時代と比べて必要な費用が減ることはまずないでしょう。

就職するということは、それだけ行動範囲や交際範囲も広くなってきます。

服も学生の頃そのままというわけにはいきません。(良い悪いは別として)仕事の電話を自身の携帯で済ますこともあるかもしれません。就職して最初の頃は、飲み会が増えることもあり得ます。

季節的な面もあるのかもしれませんが、人によっては何故か知り合いの結婚が続いた、なんてこともあるようです。

まずはお金の有無とは別に、情報としてこんな「ことにお金が掛かるのだな」「こんなこともあるのだな」と言うことを知っておくだけでも違います。

基本的には就職の内定だけでは消費者金融からお金を借りられない

お金がある程度必要なのはわかったが、では実際にそれだけのお金があるのかどうか、というのが問題になります。

確かに先を見越してお金を溜めておけばいいのでしょうが、そうそう簡単ではないはずです。アルバイトをしていたとしても、就活をしていればその分の時間がとられ、金額的にはそうそうの収入にはならないでしょう。

お金が必要だけど持っていない、という場合に多くの人が考えるのがカードローンです。

金融機関からお金を借りるには安定した収入が必須!

カードローンを申し込むと審査があります。審査に通ればお金は借りられます。(限度額は小額から設定されることが多いです。)

その審査ですが、個々の条件により審査の通過の可否は変わり、たとえ審査に落ちたとしても理由は教えてもらえません。

ただ、一般的に以下の条件が審査に通過するためには必要な条件として言われていることです。

  • 満20歳以上
  • 継続して安定した収入がある
  • 保証会社の保証を受けられる
  • 会社の基準を満たしている

カードローンの場合、金額が住宅ローンなどの大きなローンと比べると小額の場合が多いので、保証人は不要です。だからと言って、何もないわけではありません。保証会社が保証人の変わりと思えばわかりやすいでしょうか。

そのため、保証会社についても条件項目に入っています。個人の返済が滞ると保証会社がその債務を負うことになるので、もちろん保証会社の方もきちんと申込者が返済ができるかどうかの見極めが必要となるからです。(そのため審査があります。)

内定だけでは安定した収入があるとは言えない!だから審査に落ちる

ここで一番の問題となるのが条件の中にある「継続して安定した収入がある」かどうかです。

内定や就職したばかりの場合、まだ給料を1回も貰っていなければ、安定した収入があるとは言い切れないのです。

その為、就職が内定しただけやまだ就職したばかりの場合は、カードローンに審査に通ることはまずないと言えます。

正社員として就職すれば、アルバイトではないのでそうそう簡単に仕事を辞めることはないのでしょうが、はっきり言えば実績もありません。実績が「ない」のに、収入が「ある」とは言えないのは仕方がないと言えます。

では、消費者金融ではなく、銀行ならばどうなのか。どちらかと言えば、銀行は専業主婦では融資の対象になりやすいのですが、学生には厳しい面があります。もちろん個々で審査は違うので絶対ではありませんが、傾向としては、銀行は主婦向きの金融機関と言えます。

働いた実績を作る前にお金を借りるにはどうしたらいいのか?

では、まったくどこからもお金は借りられないのか、と言えば、そうとも限りません。絶対ではありませんが、方法はいくつかあります。

  • アルバイトの段階でカードローンを利用しておく
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • 審査の甘めのカードローンを申し込んでみる
  • 学生ローンを利用する

消費者金融の場合、(20歳未満はダメですが)アルバイトをしていれば学生でもカードローンに申し込むことができる業者は多くあります。

アルバイトを辞めるのではなく継続してカードローンを利用するといい

就活だからとアルバイトを辞めるのではなく、籍は残しておいたり、出勤日数は少なくとも継続しておけば、カードローンに申し込み、審査に通る可能性はあります。

アルバイトだろうが長く続けていれば審査には有利になるので、できればアルバイトは辞めずに就職直前まで続けていくと収入面でもカードローンの申し込みでも負担が少なくなります。

ただ、始めたばかりだと審査に落ちる可能性はあります。やっていなければ、当然審査には通りません。

もし例えば、就職が内定する前に一旦アルバイト中に使っていたカードローンの契約を解約してしまったとします。しかし、過去に利用した実績があれば、(その段階で無職ではダメですが)再度の申し込みも審査に通る可能性もあります。

もちろんその際には、延滞を起こしていたら、かえって審査に落ちてしまうので、延滞はご法度です。

しかし、きちんと毎回返済を滞りなく行っていれば、「この人はきちんとお金を返す人だ」と判断され、例え収入額が少なくとも審査には通る可能性は上がります。

他にもクレジットカードや中小消費者金融に申し込む方法がある

また、クレジットカードの方が通りやすい可能性があります。クレジットカードでは、オプション的にキャッシングをつけることができ、金額的には少ないもののキャッシング枠がついていれば借り入れが可能になります。これを利用するのも一つの方法です。

他にも、大手消費者金融ではなかなか審査に通らない人を顧客にする中小規模の消費者金融もあります。そう言った所は、誰でもOKではなくもちろん審査はありますが、特に対面の場合には個人の事情を組んで審査を判断してくれるところもあります。

そういった顧客の幅が広い中小規模の消費者金融に申し込むことも方法の一つです。ただし、無収入だと法律的な問題で審査に落ちてしまうので、多少なりともアルバイト等で収入がある必要はあります。

また、知名度がない分闇金と間違えやすいので、借りる前に正規の業者か確認しておくなどの注意が必要です。

以外に知られていない?学生ローンの活用方法

一般的な消費者金融のカードローンでももちろん構わないのですが、学生向けのカードローンを利用するという手もあります。

多くの場合、(もちろんアルバイト等の収入は必要ですが)学生をいうことを考慮して審査をしてくれるので、一般的な消費者金融よりも学生が審査に通りやすい面があります。しかも、多くの学生ローンでは、学校卒業後も継続して利用することができます。

卒業後も利用できる学生ローンの一例

消費者金融名 金利 限度額
マルイ 15~17% 50万円
カレッジ 15~17% 50万円
イー・キャンパス 14.5~16.5% 50万円(学生時)
80万円(社会人時)
※共に年収1/3以内必須
アミーゴ 14.40%~16.80% 50万円かつ年収の1/3
友林堂 12.0~16.8% 30万円(使途限定、目的ローンの場合は、50万円)

中には就職内定者を応援している企業もあります。

特に説明がない企業もあるのですが、(学生はアルバイトなるでしょうが)年収の1/3以上の貸付けはできません。

カードローンでは貸金業法の総量規制という内容で、年収の1/3までしか個人に貸し付けができないことになっています。

これは、学生や社会人に関係なく、です。その為、無職だと収入が0円でその1/3も0円ということになるのでお金を借りることすらできません。

それも関係しているのでしょう。学生のその多くは収入がアルバイトになります。アルバイトなので、年収額もサラリーマンのようにはなかなかいかないことを考慮して、そもそもの限度額が一般的なカードローンよりも少ないと言う点があるかもしれません。

その為、融資額は限度額を見るとさほど大きくはないように思うかもしれませんが、学生の場合、一般的なカードローンも結果的に同じ程度の限度額になるので大差ないと考えていいと思います。

金利は、大手消費者金融よりも低いところもあり、学生ならば利用しない手はありません。

ただ、気をつけなければいけないのは、学生ローンを早くから利用している場合、実際に内定をもらってから多くお金が必要になった時に限度額いっぱいで借りられなかった、ということが可能性としてあります。ですので、前もってお金が必要な時期を考慮していく必要はあります。

先を見越して学生のうちに対策を立てておけば困らない

基本的な話としてはこのようになります。

  • 就職の内定を得ても実際に給料をもらうまでは生活費以外にも多くの費用がかかる
  • 学生でも(できれば長期に渡って)アルバイトをしていれば、カードローンの審査に通る可能性はある
  • 就職で内定を取っただけでは、カードローンの審査に落ちる

こうやってみると、できれば就活で忙しかろうとアルバイトは続けておいた方がカードローンの審査には有利です。

忙しすぎてそれが無理ならば、学生ローンやクレジットカード、中小消費者金融など、自分が審査に通る可能性のあるところを探して申し込むなど、できれことをやってみてください。

もし、学生のうちにカードローンを利用することができたならば、返済をした実績を作っておくのも大事です。もちろんこれは、学生に限らず誰にでも言えることですが、カードローンを利用する際は、延滞はご法度だということは頭に入れておきましょう。

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