一般的に消費者金融に詳しくない人は、誰もが会社名を知っている大手消費者金融に申し込もうと考えるものです。しかし、審査があるので誰もが必ず大手消費者金融からお金を借りられるとは限りません。
そんな時に重宝するのが、中小規模の消費者金融です。
こちらも当然審査があるので必ず借りられる訳ではないのですが、実は大手の業者よりも融通がきいたり柔軟な対応をしてくれる消費者金融が結構あります。
そんな中小規模の消費者金融の一つに「ビアイジ」があります。対象地域が限られているなど制限はありますが、長い実績もあり評判も良いようです。
大手ほどの知名度はなく規模もさほど大きくないが、昔から地域に根付いた良心的な消費者金融はありました。街金と言われた時代はそれこそ知る人ぞ知る貸金業者でしたが、昔と違って今はインターネットの普及でそんな規模の小さな業者も広く知られるようになりました。
そんな消費者金融の一つにビアイジがあります。
会社概要
会社名 | ビアイジ株式会社 |
---|---|
創 業 | 1963年(昭和38年)4月1日 |
所在地 | 京都府京都市 |
資本金 | 8,500万円 |
店舗数 | 8店舗 (平成22年6月現在) |
登録番号 | 近畿財務局長(12)第00546号 日本貸金業協会会員第002674号 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 (日・祝日休) |
まだビアイジの社名でなかった創業当時からを含めると50年以上、ビアイジの社名に変更した1982年(昭和57年)から数えても30年以上の長い実績をもった消費者金融になります。
現在に至るまでの間に法律の改正があり生き残りの厳しい業界だったのですが、これだけ長く事業を続けていられるのは、やはり顧客に好評で人気のある貸金業者だからでしょう。
ビアイジのキャッシング商品としては、規模の関係もあるからでしょうか、種類がいつくもある訳ではありません。
ビアイジの商品概要
貸付対象 | 20歳以上 安定した収入と返済能力がある |
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融資額 | 1~200万円 (50万円超は審査が慎重) |
金利 (実質年率) |
12.00~18.00% |
遅延損害金 (実質年率) |
20.00% |
返済方式 | 一括または元利均等方式 |
返済期間 回数 |
5年以内 ~60回 |
貸付の種類 | 証書貸付 |
担保 保証人 |
不 要 |
必要書類 | 運転免許証 (ない方は健康保険証など) ※収入を証明する書類が必要な場合あり |
融資額で見ると、ビアイジは大手消費者金融や銀行のように大きくありません。とはいえ、よほどのことがなければ充分と言える額だと言えます。
その為、金利も大手と比較すると高く感じるかもしれませんが、会社の規模を考えると特別高いわけではありません。
全体的に見るとシンプルな内容と言えるかもしれません。特徴と言えば、証書貸付となっている点でしょうか。
また、50万円以上になると慎重審査となっています。通常のカードローンも50万円を超えると所得証明書類の提出が必要なのである意味同じようなものでしょうが、借りる側も慎重にいきたいものです。
貸付条件の他に、申し込みが出来る地域が限定されています。
ここに在住している人のみが対象となります。当然ネットでの申し込み時も、住所の都道府県がそれらの中からしか選択できないようにもなっています。
会社の説明であった店舗が札幌・旭川・帯広・弘前・八戸・秋田・広島・福岡の八つの支店となっているので、仕方がないかもしれません。
京都に本社があるのですが、営業店舗ではないため残念なことに京都は申し込み可能対象にはなっていません。
申し込み方法としては、ネットからできるのですが、その後の流れによってはFAXが必要となっています。
申し込みの流れ
24時間受け付けですが、審査時間は限られており結果については平日9:00~18:00の間しか連絡してもらえません。
急ぎの場合、契約書類が郵送されてくる前に、本人確認書類をFAX送信したり事前説明書がメールかFAXで送られてくることになります。その上で融資、契約書類を作成となっていきます。
メールやFAXを利用するため、これらの利用条件が表記されています。
条件から見て、書類送付にはFAXが必要がです。
メールでの送付には対応していないようです。(逆に申込者側がメール受信するのは可能)
また、当日14時までに審査が完了した場合(ゆうちょ銀行への振替は、15時までに審査が完了した場合)に即日融資が対応可能となっています。時間が限られているため難しいかもしれません。急ぎでなければ、FAXがなくても郵送でのやりとりでも充分かと思います。
融資額等の基本内容は同じですが、対象者によって若干条件が変わってきます。
個人事業主向けの条件
医療費としての貸付け条件
専業主婦(夫)対象の条件
元々、消費者金融は法律で収入のない人には貸し付けできないことになっています。しかし例外として専業主婦(夫)の場合、配偶者の同意が得られれば借りられることができます。
とはいえ、一般的な消費者金融は元々の対象者として収入のない専業主婦は入っていません。そういう点で言えば、他社よりも専業主婦にも優しいと言えるかもしれません。実際には、配偶者に内緒にしたいという人が多いので難しいかもしれませんが。
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一見商品として見ると、サービスがいいような印象を受ける人は少ないかもしれません。
しかし、口コミや評価サイトを見るとかなりの高評価を得ています。ある口コミサイトでは、7割以上の人が良いとの評価を出しています。
一般的に口コミサイトでは審査に落ちた人の書き込みが少ないのは仕方がないのかもしれませんが、それでも憎まれ口をたたく書き込みをする人はいるものです。
しかし、ビアイジの口コミ内容を見る限りでは、悪態をついたり恨みごとが書きこまれることは少なく、良い口コミの方が圧倒的に多いような印象を受けます。
一方でビアイジを調べてみると、闇金だから注意するようなサイトも見つかります。先の高評価を考えると「え?」と思うかもしれません。どういうことか、不思議に思うでしょう。
実は、ビアイジの名を利用した詐欺や悪徳業者がいるようです。
それを証明するかのようにビアイジのホームページには、会社の名を騙った詐欺の注意喚起が書かれています。
その悪徳業者は、どうやら全く同じ会社名、同じ貸金業登録番号を使っているようなのですが、それだけでなく、一時は似たホームページデザインまで用意していたようです。
登録番号まで同じにしていると、金融庁で検索しても正規としてビアイジが出てしまうので勘違いしてしまいかねません。それどころか正規の業者の方まで闇金と勘違いされている情報もあります。
番号まで勝手に使っているので見分けがしにくく、闇金のビアイジが現段階でどういう手口を使うのか細かいことまでわからないのですが、融資をせずに個人情報をだまし取ったりしているようです。
会社の電話番号の記載はなく、メールで連絡を取るようになっているようです。
闇金というのはそもそも特徴があります。少しでも怪しい様子が伺えたら止めておくにこしたことはありません。
よくある闇金の特徴
偽ビアイジの場合は会社そのものを偽っているので、よくある闇金の手口とは若干違うかもしれません。いずれにしても注意は必要です。
一般的には貸金業番号や金利の明示がないなど、わかりやすい業者が多いようです。
それでもビアイジのようにわかりにくい場合もあります。もし正規の業者か闇金かの判断に迷ったら、検索を掛けてみるようにしましょう。
金融庁や貸金業協会では、ホームページで正規の業者を検索できるようになっています。また、貸金業協会では把握している悪質業者も検索できるようになっています。
他にも闇金情報をリスト化している専門家のサイトもありますので、活用するのもありだと思います。
今は偽のビアイジのように巧妙な悪質業者も増えているので、できれば検索も1ヶ所だけでなく、いくつかを調べてみるのが確実だと言えます。
また、残念ながら闇金に捉まってしまった時は、なるべく早く闇金対応が得意とする弁護士に相談することをオススメします。
どうしても大手でない消費者金融は、知名度からしてわかりにくいと言う点があります。
その中でビアイジは、人気のある消費者金融と言えます。それは口コミからもわかるように、商品内容以外に店員をはじめとする顧客を大切にする姿勢があるからでしょう。
もちろん審査があるので必ず借りられるとは限りませんが、対象地域の人は困った時には申し込みしてみる価値はあると言えます。
ただし、偽のビアイジもあるので注意は必要です。闇金は巧妙に正規の業者に紛れて存在します。少しでも不安がある時は、しっかりと正規の業者か調べてから申し込みする癖をつけるぐらいの気持ちで臨むのが後で困りません。
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