必要なの？消費者金融の保証人について探ってみよう

お金を借りる際には、保証人などを立てる必要があるという認識の方も多いのではないでしょうか。住宅ローンを組む場合などには、連体保証人を立てる必要となるケースもあります。

しかし、消費者金融の場合ではどうなっているのかも知りたいところだと思います。そこで今回は、今後お金を借りるためにも、消費者金融において保証人は立てなければいけないのかと言う点について探ってみましょう。

特徴を知っておこう！そもそも保証人とはどんなものか

最初に、保証人とはどういった特徴があるのかについて知っておきたいと思います。一体、保証人はどんなものなのでしょうか。

まず、保証人について見ていきます。保証人は住宅ローンや大口のローンを組む際に立てる必要があります。

こうした時には、お金を借りている本人がもしも返済できなくなった場合には、保証人となった方が請求されることとなります。

また保証人の方は、借りている方が財産を保有していて、返済できる余裕があるのならば、借りたその方自身に返済するようにと主張できます。

保証人の他に連帯保証人というものもあります。これは、借りた本人と同等に借金の責任を負う必要がある点が、保証人と異なる点です。

お金を借りた方自身に返済能力があるかないかに関わらず、返済を請求されたなら、連帯保証人の方にも返済の義務が生じるのです。

要するに、借主と同じ様に借金を背負っている状態となるために、連帯保証人になってほしいと依頼された際には、重々に注意しなければいけません。

さてここで、消費者金融においては保証人を立てる必要があるのかどうかについて、探ってみたいと思います。

まず、消費者金融でお金を借りる場合には保証人は必要ないのが通常です。消費者金融のホームページを見てみると、契約の基本事項が明記されているものです。その中には、保証人について書いている覧があり、通常なら不要であるとはっきり書かれています。

要するに、第三者の方にお願いをして書類を書いてもらうことや、印鑑を押してもらうといったことはないのです。

法律が改正される前までは、確かに消費者金融でも保証人を立てる必要な頃がありました。

ただ、保証人とお金を借りている方や貸している側の間でトラブルが起きてしまうことが少なくありませんでした。よって、保証人制度があることでお金を借りたい方にとって消費者金融から借りにくくさせていたのです。

しかし、今では保証人制度は使われなくなっているので、保証人は不要となっているケースが多いです。

どうして消費者金融は保証人なしでお金が借りらえるのかと言う点が、気になるのではないでしょうか。ここで、保証人を要さない理由について考えてみます。

消費者金融では、保証人がなくてもお金が借りられますが、だからと言って厳しく取り立てがされているわけではありません。

ただ、それで業者側も経営ができているのだろうかと考えてしまうこともあるでしょう。実は、保証人がなくても消費者金融もしっかりと利益を上げられるような仕組みとなっています。

それは,金利を高くして、未回収の場合でも損をしないようになっているのがポイントです。

消費者金融の金利は、100万円以下の借り入れなら15%から18%ほどとなっています。この金利は、保証人を必要とするローンなどと比較すると高めとなっていて、消費者金融と借りると高いとされる理由にもなっています。

しかし、この高い金利によって消費者金融も利益を出せますし利用者に保証人を立ててもらう必要もないということです。

契約している方全員がしっかりと返済をして、一定期間金利も支払っているのならば、消費者金融としては他のローン会社等よりも遥かに利益を得られると計算されます。ただ、お金を借りている方の中でも返済が滞ってしまう方もいるものですし、もしかしたら返済する素振りさえ見せない方もいるかもしれません。

また、反対に金利をあまり払わないように短期の間に返済をしてしまう方もいるでしょう。利用者の方の返済についての負担は、他のローンよりも自由度が高くなっています。そのために、金利を高くしてカバーしていると考えられます。

さらに、消費者金融では上限額も低めに抑えられている点が特徴です。

1000万円や2000万円といった大口で稼ぐのではなく、数十万円から300万円ほどの範囲の中で小さく広い利用者に貸しているのです。

保証人は、お金を借りた本人が返済できなくなった場合に請求される可能性があるのが特徴です。しかし、今の消費者金融は保証人を必要としていません。それは、業者側も利益を上げられるように、金利を高くするなどの仕組みがあるからです。