中小消費者金融「スペース」の評判とは？

中小消費者金融では、比較的ブラックでも借入がしやすい傾向があります。大阪堺市にある「株式会社スペース」もその一つです。

皆さんは、お金を借りる時に何を重視しますか？

「即日融資」 「低金利」「限度額」「サービス」？

結論から言うと、「スペース」は柔軟な審査を行い、ブラックの人でも審査次第では借入は可能です。もちろん個人差があります。

しかし、「即日融資」はまず不可能です。その他の条件に関しては、一般的な金融機関とほぼ変わりません。

そのため、「スペース」のメリットとデメリットに重点を絞って解説していきたいと思います。

消費者金融「スペース」の特徴

??「スペース」の特徴

申込方法	WEB・電話・店頭
限度額	500万円（※要審査）
金利	8.0％-18.0％
遅延損害金	8.0％-18.0％
申込方法	WEB・電話・店頭
借入方法	銀行振込・店頭
借入時間	【店頭】平日9：30～19：00　土曜日9：30～19：00 【銀行振込】銀行営業振り込み可能時間内
返済方法	持参・銀行振込・郵送
返済方式	残高スライドリボルビング返済方式・元利均等返済方式
返済日	原則給料日の2日後（相談可能）
担保・保証人	原則不要

上記は、「スペース」の主な特徴です。

申込方法は、WEB・電話・店頭から申込可能です。大阪以外に住んでいる人は、WEBからでも簡単に申し込みでき、全国に対応しています。

限度額は、審査によって決定しますが、最大でも500万円と高額な融資を行なっています。金利は、一般的な8.0％～18.0％です。

借入方法は、指定した銀行への振込・店頭、返済方法は、銀行振込・郵送・店頭です。返済方式は、元利均等返済方式の残高スライドリボルビング返済方式。これは、毎月一定額（元金と利息を含む）を返済していき、借入残高に応じて返済額が段階的に変わるしくみです。

返済日は、原則給料日の2日後ですが、複数の会社から給料のある人は、給料日が異なることもあるので、相談の上指定することも可能です。

「スペース」のココがメリット！

口コミでは、「他社では断られ続けたのにスペースだったら借りられた！」という声をよく目にします。

これは、「スペース」が過去の金融事故に関する情報よりも、利用者の現在の返済能力を重視した柔軟な審査をしているためでしょう。

柔軟な審査と借入のしやすさが「スペース」の特徴でもあります。

毎月一定額のリボ払いが可能

「スペース」の返済方式は、元利均等返済方式の残高スライドリボルビング返済方式です。

借入残高に応じて、返済額（元金と利息を含む）が段階的に変わるしくみで、多くの大手消費者金融や銀行のカードローンで採用されている一般的な方式なので安心できます。

毎月一定額を返済していくので、とてもわかりやすいことも特徴です。

追加で借入をした場合も、一時的に残高は増えますが、あらかじめ決められた金額の範囲内であれば毎月の返済金額は変わりません。

しかし、総額いくら借りているのか把握しづらい面もあるので注意が必要です。

柔軟な審査

「スペース」は柔軟な審査で評判の高い消費者金融です。

そのため、申込時の申込内容の申告には注意が必要です。嘘を申告し発覚した場合は当然審査に落ちます。以下のように、かなり詳細な内容を申告をしなければいけません。

??申込時の申告内容

契約について	契約希望金額・使用目的
個人情報	氏名・生年月日・年齢・性別
住まいに関する情報	住所・住居区分・家賃・居住年数・同居家族・電話番号・所有車両の有無 とローンの有無
勤務先情報	会社名・会社住所・電話番号・雇用形態・業種・仕事内容・社員数・勤続 年数・保険証区分・年収・月収
他社借入状況	借入先と取引年数・他社借入総額・月々返済額・その他借入総額・金融事 故の有無・家族の承認

ここでポイントとなるのが最後の「他社借入状況」の「金融事故の有無」です。大手消費者金融や銀行にはあまりない項目です。

金融事故は過去5年までの履歴であれば、金融機関が審査の際に利用する信用情報機関で調べることはできます。

しかし、そもそも申込内容に「金融事故」という項目があること自体、「ブラック前提で審査をする」と言う意味にも受け取れますね。

【関連記事】
ブラックリストは審査に通らない？消費者金融選びのポイント

「スペース」のココがデメリット

「スペース」は、借入を急いでいる人には適していません。

そのため、急いでいる人は、「アコム」「SMBCモビット」「アイフル」など即日融資も柔軟に対応している他社を利用した方が良いでしょう。

審査に時間がかかる

審査結果はメールで通知されますが、口コミなどでは「審査結果の連絡がない」「2週間以上待たされた」などの報告があります。

中小消費者金融で規模が小さいこと、申込が殺到していることも原因として考えられますが、急いでいる人には「スペース」は適していません。

さんざん待たされた挙句、「審査否決」になってしまっては時間の無駄です。

返済方法の種類が少ない

他社で利用できる、便利な口座振替やATM返済がないことが大きなデメリットです。銀行振込も振込手数料は利用者負担です。借入頻度は少ないに越したことはありませんが、いくら借入をしていたとしてもローンの返済日は毎月必ずやってきます。

返済方法が店頭持参・銀行振込・郵送の3種類に限られていることはとても不便です。

まとめ

時として、メリットはデメリットにもなります。

「審査に時間がかかること」、「返済方式である残高スライドリボルビング返済方式は借入総額が把握しづらいこと」、「返済方式が少ないこと」などを考えると、よほど事情のある人を除いては「スペース」はあまりオススメできません。

中小消費者金融でも、審査にかかる日数がもっと早いところもあります。「スペース」は、他社で審査に落ちたという人であっても、優先順位のかなり低い中小消費者金融と思われます。