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消費者金融アローはこんな人に最適!その特徴と利用方法は?

誰にでも、困ったことや事情があるのは世の常──お金がピンチで、消費者金融や銀行カードローンを利用する機会も決して少なくはないですよね?

しかし、借りる側に事情があるのであれば、当然貸す側にも事情があります。この二者がうまくマッチングできれば良いのですが、できなければ双方にデメリットしかありません。

その結果、申込審査に落ちたり、希望金額を借りられなかったり、お金を返せず督促につながったり、
お互いに残念な結果に至ってしまうのです。

今回は、大手消費者金融や銀行カードローンの審査に落ちた人向けに、中小消費者金融「株式会社アロー」をご紹介!
また、~自分に合った金融機関選び~についても述べたいと思います。

こんな人はアローを検討してみて!

  • 他に何社も審査に落ちている人
  • 自分はブラックだと思っている人
  • なりふり構っていられない
  • お金を借りれたら利便性はどうでも良い

上記以外の人は、大手消費者金融や銀行カードローンなど検討してください。そちらの方が好条件で契約できる可能性があるからです。

では、アローは「他社と何が違うのか? 」「どんなデメリットがあるのか? 」とても気になるところ。

実は、その違いのほとんどは貸付条件やサービスの面です。極端に金利が高いのでは?だとか、足元見られる!だとか、そこまでネガティブに考える必要はありません。

アローのメリット&デメリット

まずは、アローのメリット&デメリットをご紹介します!

アローのメリットは柔軟性!

・かなり柔軟な審査
・ブラックでもきっちり審査をしてくれる
・申込者の現在の状況を重視

アローのメリットは、他社に比べ顧客の現在の返済能力を重視した貸付審査をする点です。

そのため、過去に債務整理自己破産をしていたとしても、今、しっかり返済能力があれば審査を通過できる可能性があります。

アローのデメリットは利便性!

・電話による在籍確認が必須
・申込方法・借入方法・返済方法が少ない
・限度額が低い

どうしても、中小企業は大手に比べると利便性が悪いです。よく耳にする「◯日間無利息!」「即日融資!」「いつでもATMで借入返済!」「スマホから即申込!」、または爽やか過ぎるTVCMなどはアローにはありません。

また、どうしても中小消費者金融の場合、大手の金融機関で申し込みできなかった人が流れてくるので、リスクが高い顧客を扱うことが多い傾向にあります。

そのため、アローは柔軟な審査をすると言っても、貸付最大限度額が低かったり、電話による職場への在籍確認を徹底したり、現在の返済能力を調べるために他社よりも提出物が多かったりと、慎重にならざるを得ないのです。

同じようで意外に違う!アローと他社を比べてみた!

アローを、同じ消費者金融大手のSMBCモビットと、銀行カードローン三菱東京UFJ銀行バンクイックと比較してみます。

アロー SMBCモビット バンクイック
申込方法 ・WEB申込
・FAX
・郵送
・ローン申込機
・WEB申込
・WEB完結
・電話
・郵送
・テレビ窓口
・WEB申込
・WEB完結
・電話
・郵送
対象者年齢 未成年及び66歳以上の方、以外 満年齢20才~69才 満20歳以上65歳未満
電話での在籍確認 △(条件により省略可能)
カード × ◎(不発行可能)
借入利率(実質年率) 15.00%~19.94% 3.00%~18.00% 1.8%~14.6%
遅延利率(実質年率) 19.94% 20.00% 契約利率と同一
返済方式 ・残高スライドリボルビング
・元利均等返済
借入後残高スライド元利定額返済方式 借入金額スライドミニマムペイメント方式
借入方法 マイページより銀行振込予約 ATM、銀行振込 ATM、銀行振込
返済方法 店頭、銀行振込 ATM、銀行振込、口座振替 ATM、銀行振込、口座振替
借入単位 1万円~ 1円~ ・ATM:1千円~
・銀行振込:1万円~
限度額 200万円まで 800万円まで 500万円まで
総量規制 ×

【サービス面の違い】

アローでは申込方法・借入方法・返済方法が少ないことがネックです。他社では申込機(ATMのような端末)や電話申込に対応していますが、アローはWEB・FAX・郵送申込のみです。

借入方法・返済方法については、アロー以外はカードを使ったATMでの入出金、口座振替での返済が可能でとても便利です。

【貸付条件に関する違い】

アローは申込審査の際に、職場へ電話での在籍確認が必ず必要となりますが、SMBCモビットでは条件次第で省略することも可能です。貸付利率の幅については、各社で全く異なります。

返済方式は各社で違うように見えますが、名前が異なるだけで同じリボ払いのことです。

ただし、アローの場合は申込時の希望条件や審査次第では「元利均等返済方式」を指定されることもあります。

元利均等返済方式とは、借入回数は1回のみで毎月一定額返済し、基本的に完済しなければ次の借り入れができない返済方式のことです。リボ払いは、限度額までは何度でも借入・返済を繰り返すことができる毎月一定額の返済方式です。

最大限度額はアローが最も低い200万円まで。ただ、これ以上の金額の借入はアローのような中小消費者金融で借りる額ではありません。

アローとSMBCモビットは総量規制の対象なので、他社を含め年収の1/3以上の借り入れができません。これは、貸金業法で消費者金融に定められた共通のルールです。しかし、バンクイックは銀行法なので総量規制はありません。

【関連記事】
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ここまでのお話で、アローに適した人はだいぶ限定されてきたと思います。

「よし!さっそく申し込もう!」と、焦りは禁物。

アローに限らず、借入というのは申込こそ細心の注意を払う必要があるのです。

【申し込みできない人】

まずは、アローで申込”できない”人は以下に該当する人です。

  • 未成年及び66歳以上
  • 健康保険未加入
  • 無職
  • 現在、他社の返済が遅れている
  • 自営業者で確定申告等年収証明が提出できない
  • 満70歳になったときは新たな借入は中止

【必要書類】

申し込みに必要な書類は以下の2点です。

  • 身分証明書写し(運転免許証、または健康保険証かパスポート)
  • 収入を証明できる書面(最新の源泉徴収票、最新の確定申告書、直近2ヶ月分の給与明細書、その他に所得証明書等の年収額が確認出来るもの、以上を最低 1点以上)

【ローンの種類】

次に、アローで申し込みできるローンには「フリープラン」と「借換ローン」の2種類があります。

借換ローンは、借入金額が高いほど貸付利率が低くなる仕組みを利用して、複数の会社のローンを1社にまとめて、支払う利息を節約するものです。

もし、いくつも返済しなければならないローンが残っている場合は、検討してみても良いかもしれません。

「フリーローン」

商品名 フリープラン(使途自由フリーローン)
融資額 200万円まで
使途 原則自由
貸付利率 15.00%~19.94%(実質年率)
遅延利率 19.94%(実質年率)
返済方式・期間・回数 ・残高スライドリボルビング
(契約日より5年60回)
・元利均等返済
(2~180回、最長15年以内)
担保・保証人 原則不要

「借換ローン」

商品名 貸金業法に基づく借換ローン
融資額 200万円まで
使途 貸金業者(みなし貸金業者含む)債務の借換え
貸付利率 15.00%~19.94%(実質年率)
遅延利率 19.94%(実質年率)
返済方式・期間・回数 ・元利均等返済
(2~180回、最長15年以内)
担保・保証人 原則不要

 
 

~ポイント1~ 利率に騙されてはダメ!

多くの消費者金融は貸付利率を○%~◯%と表示しています。

貸付利率は、審査を経て金融機関が決定するのですが、初回契約時は利率が高いものだと覚悟しておきましょう。

毎月期日までに返済を続け信用を積み重ねることで、その後の利率を下げてもらえる可能性があります。

~ポイント2~ 希望金額は可能な限り低くして!

これは審査通過のための常識です。アローの最大限度額200万円以下であれば、いくらでも希望額を借入できるわけではありません。

貸付利率同様に、限度額も個人ごとに審査で金融機関が決定します。もちろん、希望金額が高いほど審査は厳しくなる傾向にあります。

そのため、希望金額は初めは少額で申し込み、返済実績を積んでから限度額増額を申し込む方法がベスト。

~ポイント3~ 他社と同時に申し込みしてはダメ!

いくら急いでいたとしても、効率を考えて何社も同時に申し込みをしてはダメです。

他社で並行して借入申込をしている事実は、個人信用情報機関を経由して金融機関に必ずバレます。借入の申し込みをすると、個人信用情報機関に履歴が残るためです。

どこの金融機関でいくら申し込みしているかまでは分からないようになっており、あくまで「信用情報の照会があった」という履歴ですが、多重債務の可能性を疑われ審査に影響してしまうこともあり得ます。

アローの場合、効率性よりも確実性が大事!

最後に

借入審査とは、金融機関が客を選ぶこと、または客に無理な借入をさせないこと。これはまぎれもない事実です。

しかし、金融機関も競争が激化し客の奪い合いをしています。アローのような中小消費者金融には、大手金融機関の審査に落ちた人が自然に集まりやすいので、できれば貸付したいのが本音。

ただ、そのような人は何かしらの理由があって落ちたわけですから、お金を貸す側からすると大きなリスクを抱える可能性があるため、審査は慎重、貸付利率は高め、限度額は低めにする傾向があります。

審査を通過できるか落とされるか?── これは消費者金融の会社規模と申込者の属性によって微妙に基準が変わるんですね。

くれぐれも申し込み時は、今回ご紹介した3つのポイントだけには注意してくださいね!

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