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完済しないとできない?消費者金融を解約する方法

消費者金融でお金を借りると、その分を返済していかなければならず、実際の契約のもとで行います。

消費者金融を利用するときは、審査を受けて基準を満たせば、お金を借りるための契約を結ぶことになります。

契約があるので、実際に借りたら返さなければなりませんが、様々な契約方法を思い浮かべると、契約を解除することができるのではないかと思ったことはないでしょうか。

契約を解除すること、つまり解約が契約内容によってできることがありますが、消費者金融における解約は実際にできるのでしょうか。

完済は解約じゃない?消費者金融の契約の注意点

消費者金融を利用していると、今日まで借りているお金を全て返済すれば、解約になるのではないかと思われがちです。

しかし、借入金を完済したところでは、消費者金融との契約が解約されたことにはならず、引き続き契約は続きます。

よく「完済」と「解約」を同じ意味でとらえられますが、完済とは「弁済を完了する」という意味で、消費者金融では借りたお金を全て返すことを表します。

消費者金融を解約する際には、まず完済していることが前提で、返済がまだ残っている状態では解約できません。

完済すれば自動的に解約とはならないので、もし解約手続きを行う場合は自分で業者に申し出る必要があります。

完済したら、いつでも借りられる状態に戻るため、続けて利用するときは限度額の範囲内で繰り返し利用できます。

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自分でやらないといけない!消費者金融の解約方法

完済してからもう利用することはないと思ったときは、利用者自身から解約手続きをしなければなりません。

会社によって進め方に違いがありますが、多くの会社には専用のコールセンターがあるので、まずはそこに問い合わせしましょう。

電話からは音声ガイダンスに従って手続きを進め、担当者につながったら解約する旨を伝え、今後の対応に入ります。

このときに生年月日などの会員情報が確認されるので、質問に答えていくかたちで進め、契約内容の確認後に解約する意思が再確認されます。

了承されれば解約手続きは完了となりますが、会社によっては後日解約同意書が送られるので、記入して返送するようにしましょう。

自動的に解約されることも?利用しないときの解約

カードを発行しても、全く利用しないとなった場合は、今後利用することがないと思ったら解約したほうがいいでしょう。

カードが発行されたらいつでも利用できる状態になっていますが、発行後も利用する予定がなければ、持たなくてもいいと思います。

この時に気を付けたいのが、一度解約したら、同じ会社からお金を借りたいと思ったとき、再び申し込みと審査を受けることになります。

解約の申し出がないと契約が継続されますが、会社によっては自動的に解約になる場合もあります。

完済してからは引き続き利用できますが、完済から一定期間利用がないと、自動的に解約されることがあるので気を付けましょう。

解約したほうがいい?解約のメリットとデメリット

完済してからも契約が続いていることで、いざというときにまた借り入れができるようになり、いつでも利用できる状態が続きます。

しかし、実際に利用していなくてもキャッシング枠があるので借り入れがあるとみなされ、クレジットカードの発行などで多少不利になる傾向があります。

完済後の契約に関しては以上のようなことがあるので、もう利用しないと決めた場合は解約することがおすすめです。

解約のメリットは借りすぎを防げることで、これ以上借金を増やすことを防ぐことで、返済の負担を抑えることができます。

一方でデメリットは、次の借り入れが最初から行う必要があることで、またお金を借りたいと思ったときに手間がかかります。

解約すると使用していたカードが使えなくなり、同じ会社にまた申し込んでも、審査が通らない可能性もあるので、注意が必要です。

新たにローンを組んでも大丈夫?解約後のローン申し込み

これまではカードローンの利用を中心に解約について説明してきましたが、住宅ローンカーローンなどのように、特定の目的で利用するローンを組むときに影響はあるのでしょうか。

実はカードローンを完済して解約した場合に、住宅ローンなどを申し込んだときにカードローン以上に審査が厳しくなります。

勤務先や家族構成などをチェックされ、もちろん過去の借り入れ状況もチェックされるので、金融事故があったときには審査に大きく影響します。

滞納や遅延がなく返済できていれば問題はありませんが、実際に返済で問題があったときには、ローンが組めないこともあります。

住宅ローンは借入金額が大きくなるので、返済能力に関しては金融機関側も大きくチェックしています。

ですので、消費者金融から借り入れをしていたら正常に返済できていること、そして申し込み内容にウソがないことを心がけましょう。

どれだけ残る?信用情報機関に登録される年数

消費者金融を利用していれば、利用状況が信用情報機関に登録され、その情報をもとに金融機関が審査を行います。

消費者金融で借り入れをしていて現在は完済していても、信用情報によって住宅ローンなどが受けられないといった事例もあります。

一定期間たてばその情報が消されるようになるので、審査に影響を与えることは少なくなり、審査が通る確率も上がります。

住宅ローンでは10年、カーローンでは5年以内に消費者金融で借り入れをしていて、数か月の延滞があれば、融資しないと判断されます。

金融事故を起こしてから5~10年は信用情報機関に登録され、その期間が過ぎるとまた借り入れができる状態になります。

これらのことを踏まえると、新たにローンを組む際は金融事故を起こすことなく、正しく返済できていることが大事で、信用情報に影響されないようにしなければなりません。

完済したら解約するのがおすすめで、しっかりとした利用を続けていれば問題なく過ごすことができ、お金に対しても困ることはないでしょう。

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