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同じ会社に数回受けられる?消費者金融の審査と利用方法

消費者金融からお金を借りるときは、必ず審査を受ける必要があり、それに通れば利用できるようになります。

消費者金融の審査は様々な情報をもとに行われますが、実際に審査が受けられる回数は1回だと思われています。

同じ会社からお金を借りたいと思っている人なら、もう1度審査を受けたいと思う人も中に入るのではないでしょうか。

実際に審査を受けて落ちたら、「もうこの会社はダメか」と思うことが多いのですが、実際のところもう1回同じ会社の審査を受けるのもいいかもしれません。

今回は消費者金融の審査において、実際に同じ会社の審査を数回受けられるかどうか、調べましたのでお伝えいたします。

本当に受けられる?同じ会社に再び審査を受ける方法

消費者金融からお金を借りるとき、必ず申し込んで審査を受けなければならず、審査が通ればお金が借りられるようになっています。

もし審査に落ちた場合、申し込んだ人はあきらめて別の消費者金融へ申し込むといったことが多いです。

でも、1度審査に落ちた同じ会社にもう1度審査を申し込んでみようと、過去に審査に落ちた事のある人でそんなことを考えた人はいませんか。

同じ会社に数回審査を申し込むことは可能ですが、実際にそのようなことをされた会社側としては、どのような気持ちになるでしょうか。

1回落ちてまた申し込む、つまり2回連続で申し込んだ場合、会社側としては「何でうちから借りたいのだろう?」とまずは思うところです。

同じ日に、あるいは数日後から数週間後に申し込んだとき、会社としては「この人にはお金を貸さない」と、ちょっと危ない人と思われるかもしれません。

実際に申し込むときは、1回落ちた後は1年以上の月日をあけて、また申し込むといった形をとったほうがいいでしょう。

同じ会社または別の会社に、短期間で複数審査を申し込むことは、その情報が消費者金融業界内で出回るため、「申し込みブラック」という扱いになる可能性があります。

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消費者金融、申込時の落とし穴 [申し込みブラック] とは?

いつから受け付けられる?再び審査が受けられる時期

審査に落ちる理由には、申し込んだ情報が基準を満たしていないなどがあり、しばらくはその会社に申し込みができなくなります。

何かしらの理由で審査に落ちた場合、同じ会社に申し込んでも、また同じ理由で審査に落ちる可能性があります。

消費者金融の多くは、1度審査に落ちた人に関してはその半年以降にならないと、再度申し込みができないようになっています。

大体その期間であれば落ちた理由が解消されると考えられ、例えば年収や勤続年数などの変化によっては、審査が通ることもあります。

半年以上たって状況がよくなれば審査に通る確率が高くなり、逆に悪くなると審査が通りにくくなります。

何度も借りられる?同じ会社からお金を借りるときのポイント

消費者金融を利用していると、借入限度額があらかじめ設定されており、その範囲内でお金が繰り返し借りられるようになっています。

この借入限度額は増額させることもでき、同じ会社に増額の申し込みをすれば、初回時と同様に審査を受け、審査に通れば増額となります。

増額でよく聞かれるのは、すべて返済しないと増額できないといわれていることで、そうなれば別の会社にも借り入れを申し込まなければならないと考えられます。

しかし、実際はそんなことはなく、同じ会社から数回借入することは可能で、借入限度額を超えていなければ、返済が完了していなくても増額はできます。

複数の会社を利用するより同じ会社を利用していった方がよく、消費者金融は増額あるいは返済の遅延などの対応で相談に乗ってくれることがあるからです。

ただし、消費者金融の金利は高めに設定されているところが多いため、実際に増額する際はよく考えてから申し込みましょう。

金融事故があっても大丈夫?同じ会社にしばらくしてから借りる方法

借り入れをしていると、返済が遅れてしまうといったことをする人がいて、そういう人がいわゆる金融事故になることがあります。

ある会社で返済がたびたび遅れるなどの金融事故を起こした場合、同じ会社にしばらくしてから借りることはできるのでしょうか。

ほんの数日間返済ができなかったという場合だと金融事故になりませんが、長い期間返済が滞れば金融事故になります。

実際のところ、消費者金融では1か月以内の返済の遅れでは金融事故にならず、何度も繰り返し延滞になれば今後の融資に影響が出る可能性があります。

同じ会社で利用していると、これまでの利用履歴が会社のデータベースに残されるので、これをもとに今後の対応を決めていくものだと考えられます。

個人信用情報機関の金融事故の管理期間が経過すれば、消費者金融によって同じ会社にまた借りられるかどうかは対応が異なるため、会社に確認することが必要になります。

どのくらい登録される?個人信用情報機関の金融事故情報

個人信用情報機関では、3か月以上の延滞になれば返済事故として登録され、もし完済した場合でもその情報は5年間残ります。

登録されて5年間は、他社のカードローンやその他あらゆるローンの契約が難しくなり、審査が通りにくくなるでしょう。

実際に5年以上経てば、同じ会社あるいは違う会社から借り入れができるかは、その会社の対応次第となります。

消費者金融によって、その期間中は融資しないようにしているのか、または事故があった利用者に二度と取引しないのか、対応が異なります。

延滞となれば代位弁済が行われるようになり、保証会社への支払いになりますが、それでも支払いができない場合は、任意整理や自己破産などになる可能性があります。

もし任意整理や自己破産などになってしまえば、個人信用情報機関に7~10年は残るとされています。

何度申し込んでもダメ?審査に何度も落ちた時に考えられる理由

たとえ同じ会社に何度申し込んでも、審査に何度とも落ちてしまう人は、以下のようなことが理由として考えられます。

  • 申し込み内容に不備がある
  • 申し込み内容の情報が基準に合っていない
  • 個人信用情報機関に登録されているようなブラック
  • 自社ブラックなど

まず、1番目と2番目に関しては、申し込みに関する問題であり、今後申し込み内容に不備がないようにしたり、内容を改善したりすることで、また審査を受けるときに通ることがあります。

3番目のブラックに関しては、この情報は他の金融機関でも共有されているため、どこへ行っても申し込んだ際に、審査で落ちる可能性があります。

単に申し込みブラックであれば、しばらくしたら申し込むことで、審査に通る可能性が高くなるでしょう。

4番目の自社ブラックに関しては、同じ会社で延滞などをしていれば会社の情報として管理され、今後同じ人が申し込んできた際に、審査で落とす可能性があります。

ブラックにならないようにするためには、きちんと返済ができるようにすること、借りるときは目的に応じた使用をすることが大事になります。

借り入れ件数が多い場合でも審査に落ちることがあるので、その場合は返済を早く進めるか、おまとめローンを利用するかしないと、対応できません。

今回のように、同じ会社から数回借りることができるかは申込者の状況により、できるかどうかが判断されます。

同じ会社にまた申し込むことはいいのですが、そのやり方に注意しないと、今後借りたくても借りられないことがあるので、対応をきちんとしましょう。

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