専業主婦は消費者金融利用出来る？出来ない？

急な出費など、手持ちのお金が足りない時に、消費者金融の存在はとてもありがたいものです。その理由は審査時間がとても早く、即日融資可能としている所が多いからです。

利用する人達の職業も実に様々です。会社員、公務員、パート、アルバイト、派遣社員などの非正規も消費者金融は積極的に融資を行っています。

でもそんな中で、配偶者の扶養になって、職を持たない専業主婦の場合、消費者金融は融資を行っているのでしょうか？その実態を調べてみましょう。

大手消費者金融の実情！収入のある人達にしか融資は出来ない！

2010年（平成22年）に、貸付業法改正により、全消費者金融には「総量規制＝年収の3分の１までしか融資出来ない」などの法律が導入されました。

この法律をきっかけに、消費者金融は大手ほど審査が厳しくなり,申込者の金融履歴を元に、慎重に融資の可否を決めている傾向にあります。

それでは専業主婦はどうなんでしょうか？配偶者に収入があるので、何だか消費者金融での利用が出来そうな気がしますが、その辺を詳しく調べてみましょう。

現代の消費者金融は20歳～65歳までの年令を対象に、融資を行っています。中には定年後の70歳近くまで年齢を上げている会社も見掛けるようになりました。

それは高齢化が進み、年金で収入があるので、融資可能になったわけです。

いずれにしても昔と比べたら、消費者金融の金利は大幅に下がりましたので、ますます利用しやすくなった、と言えます。

その利用しやすくなった反面、融資に対する条件が厳しくなりました。申し込んだからと言って、誰でも融資が受けられるわけではありません。

消費者金融の融資の最大の条件は「安定した収入があること」です。

ですから、職のない、いわゆる収入のない人は、返済能力がないと見なされて、審査の対象外となりました。

配偶者の扶養に入っているのですし、そして配偶者に収入があるので、専業主婦は利用出来そうな感じがしますよね？

ですが残念なことに専業主婦も消費者金融では、融資が受けることが出来ないことが判明しております。それだけ利用者に対する融資条件を厳しくした証拠とも言えます。

消費者金融の審査が昔より一層厳しくなった昨今、専業主婦は消費者金融では一切借入が出来ません。

どうしてなのか納得いかない専業主婦の皆さん。いくら配偶者に収入があっても、誠に残念ながら消費者金融では専業主婦も審査の対象外とされ、受付はしてもらえません。

その辺を詳しくご説明しましょう。

消費者金融はあくまで利用者が職を持っていて、安定した収入があることを条件に、融資を提供しています。

融資を行う上、利用者の元金に付いた利息を取って経営を図っている消費者金融です。

なのでお金を借りたら絶対に返済するのが当たり前なのですから、これはアナタ自身どうしても収入がないと出来ません。

本人が無職であれば当然収入がないわけですから、もうそこで受け付けした時点でお断りされてしまいます。

では何故専業主婦も融資を断られてしまうのでしょうか？配偶者に収入があるのですから、借りられるはずなのですが、申し込みすらNGです。

このように、消費者金融側も、それなりの言い分、理由を抱えている訳です。これは大手程その傾向が強いのです。

専業主婦になると、子供を出産し、子育てに追われる若いお母さんや、あるいは親の介護などでどうしても働けないなどの、色んな事情がおありかと思います。

でも専業主婦も消費者金融側からしてみると、無職扱いなのです。

収入がないので、審査の対象外となり、どうしても返済能力はないと見なされてしまいがちです。

消費者金融はあくまで「安定した収入がある」ということを条件にしていますから、どうしてもアナタが消費者金融で利用したいということであれば、まず正社員やパートで職を探し、収入があるように繋げるしか方法はありません。

これだけ多く件数が増えた消費者金融ではありますが、中には「専業主婦でもお金貸します」と謳っている金融業者があります。そこには絶対に行かないようにしてください。

そういった金融業者は悪徳業者の事例が非常に多いので、とても危険です。

気を付けましょう。