> > 年金受給者でも利用できる?消費者金融の審査事情をチェックしよう

年金受給者でも利用できる?消費者金融の審査事情をチェックしよう

現在、国内で1200万人以上の人が利用しているとされている消費者金融。一般的に銀行に比べ融資契約を受けやすい印象がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

もちろん20歳以上になりますが、老若男女、様々な地位や立場の方々が消費者金融と契約を結び融資を受けています。

そんな中で、今回は年金受給者の消費者金融の利用実態を覗いてみましょう。

年金受給者でも、申し込み後に行われる審査を無事にクリアし融資を受けることが可能なのでしょうか。年金は安定収入と見なされるのでしょうか。

文頭に申したように、消費者金融の審査はイメージ通り、本当に通りやすいのかも含め、消費者金融の融資の流れ解説します。

日本に1200万人以上!消費者金融の利用実態!

まず初めに消費者金融業界の規模推移はというと、実のところ平成18年をピークに下降傾向にあり、平成24年頃からほぼ横ばいで推移しています。

この平成18年が境いになった背景には、貸金業法が見直され業者に対しての法律が強化されたことがあります。

これにより、それまでやりすぎた貸付や取立て、金利の高設定業者などの営業が衰退し、法律上厳選された業者のみが残る形になっていったのです。

また、大手銀行などの参入により、一層サービスの向上化やインターネットなどによる時代のニーズに沿った商品などが生まれ、業界全体の業績としては右肩上がりといえます。

現在の消費者金融の利用者はなんと1200万人といわれ、成人以上の8人に1人以上の利用経験者がいる計算になるのです。

総量規制が安全な取引の足掛けに

規制の1つとして”総量規制”というものがあります。これは、個人の借入れ総額が年収の3分の1を超えてはならないという法律です。

消費者金融の契約にはこの法律が適応されます。

これにより、借りすぎや貸しすぎを抑制することに繋がり、より安全安心の取引を実現させています。

消費者金融の申し込み時には、十分この総量規制を考慮した上で進めていきましょう。

申し込み前におさえて置こう!申し込み資格をチェック

基本的にどの消費者金融も共通する最低条件は年齢が満20以上であることです。上は、60歳以下までから69歳以下までと多少幅がありますので、確認することをお勧めします。

知名度の高い消費者金融の申し込み可能年齢も見ての通りです。

消費者金融会社 申し込み可能年齢
アイフル 20歳以上~69歳以下
SMBCモビット 20歳以上~69歳以下
プロミス 20歳以上~69歳以下
アコム 20歳以上~69歳以下

次に、安定した収入があることです。これは正社員・派遣契約社員・アルバイト・パート問わず、とにかく毎月継続が見込まれる収入があればほとんどの金融会社での申込みが可能になっています。

もちろん、今回のテーマである年金受給者の年金も安定収入と見なされます。

要するに年齢の条件を満たしていれば、年金受給者も融資が受けられるということです。

それぞれの収入の額や勤務実態などにより、借入限度額は変動しますのでお間違いなく。

年金受給者も安心申し込み希望に沿った借入れをしよう

ではその年金受給者の借入れ実態はどうでしょう?

まずは、しっかりと申し込み可能年齢をチェックしてください。前述の通り上限に幅がありますので気をつけてください。

銀行も含めて、70歳以上の借入れ申し込みはほぼ不可能になっています。

どの程度の希望額が融資されるかはもちろん審査次第ですが、総量規制も考慮し、あまり高額を見込めないのが実情です。

基本、無担保・無保証人で融資を受けられる消費者金融。会社側も、ハイリスクは望んでいませんのでご理解しましょう。

【関連記事】
70歳以上だと消費者金融は利用できないって本当?

消費者金融の審査は甘い?審査の中身をチェック

よく耳にしますが、消費者金融の審査は甘くて通りやすい?

結論を申しますと、甘いという表現は適切ではありません。簡単に借りられるとか、何度もいくらでも借りられるという認識は大きく間違っていますので注意しましょう。

年金受給者の審査はというと、基本的には通常通りの内容で行われることが一般的のようです。

年金の受給額、申し込み内容の書類確認、過去現在の借入れ状況など、年金受給者だから審査が特別ではありません。

決められた内容で、審査が行われますので肝に銘じておきましょう。

返済完了までが契約条件無理の無い借入れを実現しよう

今回は年金受給者に関しての、消費者金融借り入れ状況をご説明させていただきました。

それぞれ借入れ可能額には相違がありますが、共通することは健全な取引を心がけるようにすることです。

安易な気持ちや、必要でもない融資を受けることはやめましょう。

消費者金融との取引は、返済完了までが条件です。

しかっりとした計画性の元、契約を結ぶようにしてください。これにより、あなたのライフワークが一段と豊かになることを願っています。

新着記事
TOPICS